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異端者の不自然に異端な明るさ

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この間の金曜日、精神障害者社会復帰施設対抗ソフトバレー大会県予選に出場してきました。以前のエントリーで「卓球大会」と書きましたがあれは嘘です。プライバシーの問題を考えて内容を変えていましたが、あんまり関係なさそうでしたね。

わたしの通所している地域生活支援センターはこれまでのソフトバレーの練習試合でいつもトップに立ってました。だから今回の県大会、あっさり楽勝で優勝して全国大会に出られるかなあと、みんな半ば本気で思ってました。

ですが、結果は惨敗。8チーム中7位。ぼろ負けでした。

わたしは敗因を、日頃何かと患者にうるさくて煙たがられる看護師が練習試合途中から「コーチ」になったこと、それから県大会当日に来なくてもいいのに病院の理事長先生(支援センターのオーナーですね)が「応援」に来たせいだと考えています。メンヘル系の人々はプレッシャーに弱いんです。理事長が見てるせいで、サーブすら決まりませんでしたよ。


障害者自立支援法案のことを知った頃、この理事長先生に「病院に授産施設を作ってくれ」と頼みましたが、「それよりも今はグループホームが先」と却下されました。

この精神障害者のグループホームってやつを精神病院が医療法人格で立ち上げるってのが、そもそも不当な話ですよね。昨今の医療制度の変換で精神障害者の長期入院は社会復帰の妨げになるから長期入院させないように制度改革された経緯があるわけですけど、精神病院が精神障害者のグループホームを持ったところで、それは、病院の開放病棟をグループホームという形に変えただけなんですよね。それって全然障害者を地域生活に戻したことにはならないわけなんですよね、意味合いとしても、実質的にも。

精神障害者の福祉施設に社会福祉法人格が少なくて、圧倒的に医療法人が多いことって、或る面では福祉の受け手不足の問題を挙げられやすいけど、見方を変えれば、病院の患者を、グループホームの利用者へと形を変えて客にするわけですよね。相変わらず病院の利益の吸いどころとして抱え込むわけですよね。精神障害者の地域での自立生活という謳い文句を見事に帳消しにして、患者と言う「利権」を手放さないわけなんですよね。患者を長期入院させなくたって、精神病院は利益を失わないわけです。


こういうことをつらつら書き連ねても、今更気づいたことでもないわけですけど、どうでもいいけど、理事長、「応援」なんか来てくれるなよ、それだけなんですけどね。偉い人がくると、偉い人のお世話に職員が忙しいんです。職員が忙しいと、利用者の我々には迷惑なんです。




障害とか病気の話ってのは、圧倒的に暗いんですが、最近はこういう暗さがなにか、心地よくなりました。

だって、暗いのが当たり前だからです。

こういう暗さを隠蔽しようとする、不自然な明るさって、ものすごくうざいなあって、最近思うんです。たとえば、「五体不満足」とか、「障害者も納税者に」というスローガンとか、「ホワイトバンド」とかですか。ああいうのが、すごくうざい。

「障害」とか「貧困」てのは、「健常」とか「金持ち」の、実存的欲求を満たす道具じゃないわけ。

障害者の持つ暗さを、「暗いのはいや」だからって、虚飾の蝋燭の明かりを灯したってしょうがないわけですよ、電気が通っていないあばら家の現実にね。

障害者は健常者の心に何かを啓蒙するわけに存在があるわけじゃないんです。

「五体不満足」みたいな不自然な一つの明るさのために、暗さそのものが、暗さだけでなく、陰惨なものになるわけです。

オトタケさんにルサンチマンする健常者の憎悪を、障害者全体が引き受ける構図って皮肉ですよね。でも障害者の世界が「五体不満足」みたいな不自然な明るさは異端であって、暗さこそが自然で本当なのだとすれば、誰もその暗がりをわざわざ陰惨にパッシングしようなんて思わないでしょう。「障害者を皆殺しにしろ」なんてめんどくさいこと言うやつも出てこないわけです。

まあ、障害者と言う暗い負け犬は皆殺しどころか自殺もままならないまま、閉鎖病棟→開放病棟→社会復帰施設→グループホームと、形を変えてたらいまわしに搾り取られ、金づるのカモとして生き続ける。





「俺は負け犬だ。殺してしまったらどうなんだい」





BECKは上手いこと言うものですねえ。



不自然な明るさを提供するために、きっとそれだけのために生き続ける暗さすらも存在するのでしょう。




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BGM : “LOSER” Beck


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命のうでわ
「国境なき医師団」から送られて来たニュースレターに「命のうでわ」なるものが、紹介されていた。すぐに例の「ホワイトバンド」のことが脳裏を過ぎったが、全く正反対のものだった。

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